佐々木敏彦展
漆の彩り
2016.9.30(金)〜11.27(日)
〈毎金・土・日〉am10:30~pm6:00最終日pm5:00閉館
漆芸家 佐々木敏彦◆プロフィール
1980年 東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了
1986年 漆のニューウェーブ展(日比谷シティギャラリー)
1999年 URUSHIWORK1991(シブヤ西武)
1998年 世界漆芸展(台湾)
2000年 池袋西武アートフォーラム個展
2008年 現代の創造展(飯田市立美術博物館)
2009年 一人と5人の漆芸家(安曇野髙橋節郎記念美術館)
2012年 漆芸 軌跡と未来(東京藝術大学大学美術館)
2015年 南信州のアーティストたち(アートギャラリー道玄坂/東京)
〈2016.09.30〉
佐々木の作品は、木や布に生漆を吸わせ、和紙や漆で下地を作り、その上に顔料を解いて色をつけた漆で描くという手順で制作しており、あえて意図的に木目や和紙表面の質感を残し、作品の表情を作っています。
また、完成した作品は、これまでの漆芸とは異なるアプローチの上に成り立っていることが、漆工芸とはまるで違う鮮やかな色彩と生き生きとした表情を持ち、漆本来の姿(肌合い)を魅せています。
是非、今回の個展を通して漆が語りかける言葉に耳を傾けていただければ幸いです。
ギャラリー耀